株式会社西日本新聞旅行 代表取締役社長 仕事を通して、地域の方々と感動を共有したい 2014年7月、西日本新聞旅行の社長に就任した野口喜久子さん。西日本新聞社の21あるグループ会社において、40代後半で、しかも女性が社長に就任するのは初めてのこと。本人は「寝耳に水ですよ」と陽気に応じ、「社内外のいろいろな方々...
女性農業者グループ「まかせな菜みつはし」 代表 仲間と育てた自慢のサツマイモで地元を元気に! 柳川市の郊外、小麦・米・なすなどの生産が盛んな三橋町で地元農業を一途に支えてきた中島みゆきさん。生産加工の研修などで出会い、共に学んだ地元農家の女性25名と「まかせな菜(さい)みつはし」と命名したグループを2001年...
ヒルトン福岡シーホーク マーケティング コミュニケーションズ マネージャー ライフプランはあえて決めない 大手広告会社に就職後、留学したイギリスに惚れ込んで現地で転職した西出さん。妊娠を機に帰国し、現在はヒルトン福岡シーホークで働きつつ、糸島で家族とスローライフを満喫している。「いつも自分の心に正直に生きてき...
女性農業機械オペレーターグループ「グリーンズ」 会長 農業機械を自由自在に操り、明るいパワーで地域を元気に 京都郡苅田町は、周防灘に面した東部には北九州空港や臨海工業地帯が広がり、町の西部は山々に囲まれた緑豊かな田園地帯だ。兼業農家が多く、女性たちが農業の担い手として活躍している。「農業は楽しいですよ!」と明...
NPO法人よか隊 理事長 環境と福祉を一体化した事業で、障害者にも活躍の場を 糟屋郡宇美町にある「循環レストランのあ」。ドアを開けると「いらっしゃいませ!」と元気な声。ここではハローワークを通じて雇用された障害者が、いきいきと働く。レストランを運営するのは、NPO法人よか隊理事長の西田尚美さん。「生まれてきた...
福岡県女性農村アドバイザー/ いちご農家 家族とともに、絶品イチゴを愛で育くむ 瑞々しく真っ赤に色づく大粒の「あまおう」。「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって名付けられた、福岡県限定で生産される付加価値の高い品種だ。営農歴23年の内藤さんは、この「あまおう」づくりの大ベテラン。夫とともに二人三...
有限会社ブルーランク 代表取締役 志さえあれば、人は何でもできる 西川ゆかりさんがアパレル会社を辞め、起業したのは26歳のとき。スーツケース1つと30万円だけを抱え、アメリカへ渡った。あれから15年。今や14人のスタッフを擁する会社の社長となり、一児の母となり、「いやあ、いきあたりばったりだったけど、天職だと...
豊津寺子屋実行委員会会長 みやこ町商工会女性部 部長 高齢者の経験を生かし、みんなで地域の子どもを育てる 「地域の子どもは地域で育てよう」と2004年に開設した豊津寺子屋。高齢者が自分の経験を生かせる場でもあり、母親が安心して働くことができる環境づくりの取組でもある。豊津寺子屋実行委員会の会長、長野宏子さんは...
南里園芸 / 株式会社NANRI 取締役 女性の視点を生かし、洋ランの世界で花を咲かせる 閑静な住宅街の中を歩いていると、美しい花が並び、光降り注ぐ建物が現れた。ガラス温室の向こうには純白のランの花が咲いている。ここは糟屋郡志免町にある「南里園芸」。訪れると南里美紀さんが笑顔で出迎えてくれた。結婚後に洋ランの...
福岡県更生保護女性連盟 会長 ボランティアを通して、共に喜びを分かち合う 「子ども達、一人ひとりがとても可愛くて」と温かい笑顔で語るのは、2010年に福岡県更生保護女性連盟(以下、県更女連)の会長に就任した野田フミコさんだ。 県更女連は刑務所や少年院を出た人の社会復帰の手助けや更生保護施設への慰問活動等、女性...
福岡手話の会 前会長手話で伝え続ける 飾らない奉仕の心 聞こえることが当たり前の私たちにとって、表情や身振り手振りで会話を交わす手話は、未知の世界の言葉に思える。その世界の扉を叩いて15年。福岡手話の会前会長であり、手話通訳士永淵恭子さんに手話への思いを聞いた。ろう者に寄り添って 「手話を始めたのには、特別な...
農家民宿「大道谷の里」 共同代表 田舎暮らしと農業を知っているからこそ 「ここに人が来るようになって、農家の暮らしはいいなって改めて気付きました」そう語るのは、八女市立花町で農家民宿『大道谷の里』を運営する中島加代さん。田舎暮らしの魅力を伝えたいという想いが徐々に形になってきた。この道の活性のために 農村漁村...
嘉麻市商工会女性部 部長 助走期間があってこそ 遠くへ跳べる 「好きな言葉は『一灯照隅(いっとうしょうぐう)』や『和顔施(わがんせ)』」と話す嘉麻市商工会女性部長の永光祐子さん。その言葉どおり、周囲を照らし出すような存在感を持つ女性だ。嘉麻市から東京やドイツへと、フットワークも軽く活動する永光さんの半生はいか...
小倉リハビリテーション学院副学院長、作業療法士 (取材時:NPO法人北九州小規模連 「一丁目の元気」担当理事) 「みんなにやさしい街づくり」に貢献したい 小倉駅からほど近い商店街の一角にある「一丁目の元気」。木の温もりに包まれた店内には、さまざまな雑貨や食品が並び、カフェスペースでおしゃべりに熱中する女性たち...
九州旅客鉄道株式会社 旅行事業本部商品事業課 副課長 (取材時:戸畑駅駅長) 自分なりの「駅長」像を描きながら JR九州史上3人目の女性駅長として、戸畑駅に勤務する中川久美さん。駅長室に飾られた木製ボードには、戸畑駅が開業した1902(明治35)年から歴代の駅長のフルネームがズラリと刻まれている。最後の「中川...