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あすばるライブラリー◆新着図書情報(2020年6月)

あすばるライブラリー
新着図書情報(2020年6月)
 
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 ちいさなフェミニスト宣言
 デルフィーヌ・ボーヴォワ/文
 クレール・カンテ /絵
 新行内美和 /訳

 現代書館
 
 
 
 『わたしたちはお人形じゃない』、『ぼくたちはスーパーヒーローじゃない』・・・「女の子らしさ」、「男の子らしさ」という先入観にとらわれず、だれもが自分らしく生きられる社会を実現するためのメッセージが、小さな子どもにも分かりやすい言葉と絵で描かれています。ぜひお子さんと一緒に読んでいただきたい絵本です。

 
 
 あの日を刻むマイク ラジオと歩んだ九十年
 武井照子 /著
 集英社
 
 
 
 
 本書は、NHKで働く母親第一号でもあった元アナウンサーによって書かれています。著者は終戦直後のGHQ統治下で「婦人の時間」のアナウンスを担当し、後にディレクターに転身して「お話でてこい」などの数多くの幼児番組の制作に携わりました。著者の言葉のとおり、戦中から戦後にかけての半生は、「女性史の1ページ」としても読めるエッセイです。

 
 
 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて
 
佐々木くみ、エマニュエル・アルノー/共著
 イースト・プレス
 
 
 
 
 本書は、小説の形をとっていますが、筆者の実体験に基づいた話です。痴漢は、人としての基本的な尊厳を踏みにじる卑劣な行為であるにもかかわらず、目に見えにくい犯罪です。著者は、この犯罪を明るみに出すためには、「こんな被害が現実に存在すること」を知らせることが必要だと語ります。つらい思いをする人が少しでも減ることを願い、勇気をもって書かれた作品です。

 

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