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あすばるインターンシップ生 活動報告「働き方改革推進大会」

9月1日から9月14日まで、あすばるでは、3人の大学生のインターンシップ生を受け入れました。

今回、3人のインターンシップ生の申し込みがあったこと、しかも男性が2人もいたことは、あすばるにとって嬉しいことでした。「男女共同参画」について、女性だけでなく、男性にも自分ごととして考えてもらうこと、若い世代にはこれが非常に重要です。

インターンシップ生には、「ふくおか女性いきいき塾」や福岡県主催の「働き方改革推進大会」、「福岡国際女性シンポジウム」などにも参加してもらいました。これから就活をして、社会にでていく学生の皆さんには多くの学びがあったようです。

以下は、インターンシップ生による「働き方改革推進大会」のレポートです。

 

 

 

9月8日、福岡県主催の「働き方改革推進大会」に参加しました。最初に平成29年度雇用管理改善企業・職場表彰(よか・ろう・もん表彰)がありました。「よか・ろう・もん表彰」とは「よか」=良か、余暇、「ろう」=労働、「もん」=者、経営者という意味で、しっかり休養を取得し、従業員の意識を高めて業務効率の向上につなげた企業に贈られる賞です。県内の5社が表彰されました。

働き方改革推進大会

 

その後、白河桃子さんによる「少子化人口減少時代に働き方改革をするこれだけの理由」というテーマでの講演がありました。国、自治体の委員を数多く務め、ジャーナリストや作家など様々な場所で活躍する白河桃子さんの講演は働き方改革の本質や生産性の向上の重要さ、女性の活躍のための必須条件など大変参考になる内容でした。少子化対策として地方創生と女性に注目し、仕事と安定を求めた働き方は自分たち若い世代にとっても非常に興味深い内容でした。

 

さらに、その後、「働き方改革は企業成長の鍵」というテーマでパネルディスカッションが行われました。パネリストはイオン九州株式会社執行役員人事教育部兼ダイバーシティ推進室長の工藤洋子さん、拓新産業株式会社取締役の藤河次宏さん、株式会社OzCompany代表取締役小津智一さん、コーディネーターは株式会社アヴァンティの村山由香里さん、コメンテーターは、白河桃子さんです。パネリストの三人の方は実際に企業で雇用管理や企業の働き方改革に積極的に取り組み、成果を出しています。企業成長に貢献された担当者や経営者の生の話を聞けることはこれから社会に出る自分たちにとって貴重な経験です。

 

企業の生産性の向上や従業員満足の向上、コストの削減は企業にとって大きなメリットとなります。働き方改革を推進することは将来多くの企業を救うことになるのだと感じました。企業が改革に取り組んだきっかけは色々あり、今回参加された三人のパネリストの方々のきっかけは「全社員のモチベーションの向上」や「継続就業できる体制作り」、「働きやすい環境整備のため」でした。

「働き方改革」は企業内部の改革にとどまらず、外部からの企業イメージや社会的評価の向上を目指す上でもとても重要になってくると感じました。

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