日本ハビタット協会 理事 佐藤摩利子さん特別講演「選ばれるまちになれるか~ピンチをチャンスに!」を開催しました

 9月12日(土)に「第2回地域のリーダーを目指す女性応援研修」の特別講演を開催しました。講師は日本ハビタット協会 理事の佐藤摩利子さん。
 
国連をはじめとする国際機関での活動や、海外での生活・社会人経験など、これまでの歩みを紹介いただきながら、国際社会の中で日本が置かれている状況や、さまざまな社会課題についてお話しいただきました。


日本ハビタット協会 理事 佐藤摩利子さん

 

 国連ハビタットでは、「People’s Process(ピープルズ・プロセス)」という、住民が主役となるまちづくりを大切にしています。支援する側がすべてを決めるのではなく、住民同士が話し合い、自分たちの声を行政に伝え、住民自身が主体となってまちづくりを進めていく。そのプロセスを支援されています。
 女性を取り巻く環境には、今なおさまざまな課題が残されています。女性が差別に直面し、自分の人生の選択肢を狭められてしまう問題も、その一つです。佐藤さんご自身も、活動の中で差別を受けることがあったそうです。そのような中でも、一人ひとりの女性が自分らしい生き方を選べる社会を目指し、国際協力の場で活動をされてきました。

 講演の中で、佐藤さんが一段と熱をこめて話されたのが、「人生で最も大切なのは『ミッション(使命感)』と『パッション(情熱)』、そして明確なビジョンを持ち、自分自身が納得できる選択をしてほしい」という言葉でした。
 会場のみなさんは、佐藤さんの熱い言葉から、「~すべき」という固定観念にとらわれず、自分の選択を大切にしながら世界で起きていることを知ることで、地域でできることや自分自身が果たせる役割も見えてくると感じたのではないでしょうか。

 これまでの経験の中で幾度となく困難に向き合いながらも、新たな道を切り拓いてきた佐藤さんのお話は、変化を恐れず、自ら一歩を踏み出すことの大切さを改めて考えさせられるものでした。研修生のみなさんには、今回の講演を、これからの地域づくりや活動を考える上での新たな視点を得る機会として、今後につなげてほしいと思います。

      

      

研修生の皆さんにとっては本日が2回目の講座となりましたが、国際社会における考え方や行動プロセスを学んだことで、各々が目指している地域社会づくりや調和に向けて、自身がやりたいことを改めて考える機会になりました。

また、当日は一般の方にも多数会場にお越しいただきました。

 参加者からは、

「普段触れることのできない、国連で活動されていたからこその広く深く大きな視野での考え方・ご意見を聴き、自分がとても狭い世界で暮らしてしまっていること、『知ること』の大切さに改めて気づけまにした」
「とてもパワーのある講演を拝聴しました。今置かれている環境に満足せず、前向きに目の前の課題に取り組んでいこうと心新たにしました」
「これからの地域づくりについて考えるよい機会となりました。国際的な豊富なご経験からのお話しになるほど納得できることや、自分の現状に結びつけて考えられることが多々あり、参加できてよかったと思います」などの声をいただきました。


 参加者の皆さん、佐藤さん、ありがとうございました。

 

お問い合わせフォーム

あすばるのすまっぽん!