9月13日(土)、クローバーホールで、「政治分野における男女共同参画セミナー」及び「地域のリーダーを目指す女性応援研修 特別講演」を開催しました。この日は、報道番組のキャスター等でおなじみの長野智子さんをお招きし、「世界から見た日本のジェンダ―ギャップ」と題して、様々なデータやご自身の活動についてご講演いただきました。
講演では、現在ラジオのパーソナリティや国連UNHCR協会理事を務めながら、国内外の現場へ取材の為に足を運んでいる長野さんが、なぜ女性議員が必要なのか、女性の政治参画を推進するとどう変わっていくのか、などを具体的なデータを交えて大変分かりやすくお話しいただきました。
他にも、女性国会議員の数を増やすために超党派の議員がメンバーとなり実施している「クオータ制実現のための勉強会」など、自身の取組や実例を挙げながら、政治に女性が参画すると何が変わるのかについてお話しいただきました。
そして、後半の質疑応答の時間では、会場からのたくさんの質問に本音でお答えいただき、大変活気あふれるセミナーとなりました。
参加者からは「取材に基づいた国会議員の声を聞くことができ、面白かった」「ジェンダーギャップの解消は女性だけでなく男性のためにもなるということが理解できた」「女性など多様な視点が入ることで政治も経済も良くなる、豊かになると希望が持てる話を聞くことができ、貴重な機会となった」等の声が寄せられました。
今回のセミナーを通して、政治や経済、地域においてジェンダー平等の実現がなぜ重要なのか、また、その実現のためには何が必要なのか等について様々な角度から学びを深めることができました。
ご参加いただいた皆さん、ご登壇いただいた長野さん、ありがとうございました!