政治分野における男女共同参画セミナー「諸外国における政治分野への女性の参画」を2月4日（土）に実施しました。
第1部では、在福岡米国領事館の政治・経済担当領事のカサリン・ラファネロさんに「アメリカにおける政治分野への女性参画」について、第2部では、NPO法人ジェンダー平等福岡市民の会理事の王貞月（おう ていげつ）さんに「台湾における政治分野への女性参画」についてお話しいただきました。
ラファネロさんからは、アメリカの政治分野への女性参画の現状や、これまで女性活躍を牽引して来た多くの方々についてお話しいただきました。また、ラファネロさん自身の、外交官の仕事と家事、育児との両立についてもお話を伺いました。王さんからは、台湾の政治分野への女性参画の現状や、クオータ制を導入後、女性の候補者と当選者が増えただけでなく、若い政治家も増加したことや、国民が政治に関心を持ち選挙の投票率が高いことなどをお話しいただきました。
カサリン・ラファネロさん
参加者からは「アメリカと台湾のどちらもそれぞれ特色があり興味深かったです。お二人とも話が分かりやすく勉強になりました。」「アメリカも台湾も、政治分野における女性の参画がすぐに実現できたのではなく、先人の取組や制度改正が実現された上に成り立っていることを実感しました。」等の声が寄せられました。
会場の講義をオンラインでも配信し、多くの方にご参加いただきました。
全3回のセミナーを通して、政治分野における男女共同参画について様々な角度から学び深めることができました。
参加者の皆様、登壇者の皆様、ありがとうございました。
