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<北九州市元気塾>報告レポートVol.2:おやすみ処ami「不登校サポーター養成講座」

おやすみ処ami『不登校サポーター養成講座』第2回目レポート

 

日時:令和元年9月4日(水) 10時~12時30分

会場:八幡西生涯学習総合センター コムシティ204会議室

参加人数:57名

 今回から会場を黒崎駅からすぐのコムシティ204会議室に移し、第2回目の「不登校サポーター養成講座」が開かれました。

 第1回目の公開講座に参加された方から、ぜひ続けて受講したいとの申し込みが相次ぎ、事前に用意していた会議室は、うれしいことに満席となりました。
座席の余裕もないことから、こちらであらかじめ席順を決めさせていただいています。
どなたとご一緒になるかはお楽しみ。
講座前に、5分間トークでお近くの方と自己紹介をして、養成講座を迎えます。

 
教育文化研究所 代表 長阿彌幹生先生 『不登校サポーター』養成講座②
 

 講座が始まると、この講座の目的「受講生の皆さんが幸せになること」を再度確認。
そして「サポーターとしての『聴く姿勢』」を掘り下げてのお話が始まりました。
「自分は正しい」のではなく、「自分は怪しい」と謙虚になって、相手の話を聴くこと。
講生の皆さんの頭が、上下に大きく動きます。
受講者のほとんどがお母さん。子どもに、どれだけ自分の「正しい」を押しつけてきたのか、胸に手をあててハッとしたのではないでしょうか。

 

そして「なかよし」の極意。
「なかよし」は自分の中にあり、心の扉を相手に向けて開くこと。
自分からの一方的な「なかよし」でも構わない、とのお話は、目からいくらでもウロコが落ちました。「なかよし」は「サポーター」として、相手の考えを受け入れる第一歩だと強く感じました。 

○幸福度を下げるのは怒りであるといわれ、反省しました。難しいけれども、練習して幸福度を上げていきたいです。

○自分は聴いたつもりになっていて、聴けていなかったな、と気づけました。

○グループワークで、環境や境遇が違う方とお話できることも新たな学びにつながっています。

○先生の話を聴くと、心が落ち着いて優しい気持ちになります。

○妥当なところで協力する、と聞いて「妥協」のイメージが変わりました。

 
 資料として

・自分が相手の何にむかついたのかを客観視するための「ムカつきカレンダー」

・あなたの学びの選択肢は(学校に限らず)こんなにもある、ということが可視化できる
 「学び機会選択シート」

・あなたの進学の選択肢はこんなにもある、という「進学先検討シート」

・あなたを支えてくれる人たちがこんなにいる、という「支援ネットワークリスト」

が配布されました。
自分でこのシートを埋めることで、わくわくする未来が待っているなあと感じました。

 
第2回講座を終えて

 前回に引き続き、あすばるの神崎センター長、北九州市男女共同参画推進課の川口課長にも同席頂き、熱気ある時間となりました。
ママの付き添いで参加していた小さなお子さんも、とってもごきげんに講座を見守ってくれました。
きっと皆さんの優しい気持ちが会議室に満ちていたからなんでしょうね。

 
事務連絡

受講生のみなさんの不登校関係の情報をシェアする時間を設けたいね、と、今回から1分間アピールタイムを設置しました。
トップバッターとして、実行委員会山田より11月のコミュニケーション講座のお知らせと、神奈川で不登校支援をされているグループの冊子の紹介をしました。
次回からは、講座開始時間の前に、お申し出があった方の情報をシェアしていこうと考えています。

 

※第3回目も、同じ部屋での開催です。受講生の皆さんには窮屈かと思いますが、よろしくお願いいたします。

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