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福岡アメリカン・センターとの共催事業

9月25日(火)福岡アメリカン・センターにおいて、2年ぶりに来福された在福岡アメリカ領事館前首席領事であるマルゴ・キャリントンさんによる、研究テーマの「働く女性の問題」についての講演会を開催しました。
アメリカ社会ではダイバーシティ(多様性)を進めており、中でも女性の社会進出には力を入れていて、ダイバーシティを取り入れている会社は、創意工夫があり問題解決能力も優れているということです。ゴールドマン・サックス(米国、投資銀行)が2006年に発表した「ウーマノミクス(女性経済)」の研究報告書によると、女性が労働力として参画すれば労働力減少が補われ所得が増え需要が伸びるということです。日本の現状は他の先進国と比べると女性の労働人口がM字型で、最も生産的なときに子育てで仕事を辞め、再就職ではパート労働が多く、育児介護のサポートが不十分な雇用形態で税制も女性の就職を躊躇させています。
アメリカで女性の昇進が進んでいる会社には、メンター(よき指導者・助言者)の仕組みがあり、ロールモデルが少ないので多くは男性がメンターとなっていますが、そのメンターの業績も評価が必要だとも言われました。
また、リーダーとして男女に違いが見られ、女性の上司は実績を部下とともに共有するのに対し、男性の上司は自分の手柄と言いがちです。更に、女性は十分な資質がなければ昇進のオファーは受けませんが、男性は資質とは無関係に受ける傾向にあるということです。
アメリカの先進的規範的事例として、専門的なサービスを供する『デロイト』という会社を紹介されました。デロイトは出産等での女性の離職率が高かったのですが、新たな従業員の訓練にまた巨額な資金が必要になるため、リーダーたちは、従業員が働き続けるために色々な働き方を提供し、会社の利益に繋げているということです。
最後に、「女性の更なる活躍を期待します。女性の社会進出の流れが止まることはありません。」と結ばれました。働く女性を応援するキャリントンさんの姿勢に参加者も心打たれた様子で、講演後の意見交換では、活発な質問が続きました。

    タイトルアメリカの成功例に学ぶ!ダイバーシティと女性の社会進出
    開催日時 2012年9月25日(火)

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