朝夕涼しくなり、秋の気配が感じられるようになりました。
9月16日、世界経済フォーラムから2026年ジェンダー・ギャップ指数が発表されました。日本は145カ国中117位で、依然としてG7のなかでは最下位となっています。政治分野のスコアは僅かながら改善した一方、経済分野のスコアは前年を下回るなど、意思決定の場への参加や経済的機会などにおいて、依然として男女間の格差が残されています。ジェンダー平等社会の実現に向け、更なる取組が必要です。
9月12日に開催した地域のリーダーを目指す女性応援研修の特別講演では、日本ハビタット協会 理事の佐藤摩利子さんに、国際社会の中で日本が置かれている状況や、さまざまな社会課題についてお話いただきました。「大切にしてほしいのが『MY CHOICE(自らの選択)』。自己決定権はジェンダーの一丁目一番地です。それを含めて、自分で考え、自分自身が納得できる選択をしてほしい。皆さんもピンチをチャンスに変えながら、自分たちの地域や未来をより良くしていきましょう。」と、心に響くメッセージをいただきました。会場からの質問にもたくさんお答えいただき、研修生をはじめ参加者のみなさんが、これからの地域づくりや活動を改めて考える機会となりました。多くの方にご参加いただきありがとうございました。
10月11月は福岡県ジェンダー平等マンスです。『福岡県ジェンダー平等フォーラム2026』のサテライト会場である北九州市会場と田川市会場において、今月24日(土)にイベントが開催されます。
北九州市立男女共同参画センター・ムーブではワークショップ「お互いの❝特性❞を知ればうまくいく!夫婦で学ぶ「思考型別」お片付け術」、田川市民会館では講演会「性暴力について考える~私たちにできること~」のほか、県民企画事業が開催されます。詳細は、あすばるホームページ特設サイトでご確認のうえ、ぜひ各会場にお出かけください。
昔のNWECでの研修仲間と毎年行っている事後研修で、今年は岩手県の盛岡、花巻を訪れました。火山灰に覆われた不毛の原野を開墾し、日本最大の民間総合農場となった小岩井農場や、教育・農業・科学と多彩な活動で知られ、詩人・童話作家である宮沢賢治のゆかりの地や施設などを訪れ、歴史や自然を感じる緩やかな時間をすごしました。
秋は、各地で豊かな自然を五感で楽しめる最高の季節です。皆さまも秋の散策にお出かけされてみては如何ですか。
令和8年10月
福岡県男女共同参画センター「あすばる」
センター長 野田 律子
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