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【スタッフブログ】北九州市元気塾「災害と女性」~知る。学ぶ。命を守る行動へ~開講式に行ってきました!

 こんにちは、あすばるスタッフです。9月14日(土)令和元年度元気塾5つ目の開講式に行ってきました。先月、佐賀県の大雨被害もあり「災害と女性」はとても近く感じる講座です。定員30名のところ、40名の塾生でスタートしました。
 
 
 最初に築別実行委員長は、「今回は仙台から宗片恵美子先生をお迎えしています。ご存じの方もいらっしゃると思います。災害には備えが必要です。そのためには知ることも学ぶことも大切なことです。自分の力で行動できるようにこの講座を生かしてください。」と挨拶されました。
 
 神﨑センター長は、「途上国では、女性を教育することは国を教育することと言われています。
女性は施策の対象であるだけでなく女性が施策づくりに参画していくことが必要です。女性の元気は地域の元気。女性団体の皆さんにとって行政と協働で行うということは発信力が高いところが魅力の1つです。一緒に地域を変えていきましう。」と激励しました。
 
 
 いよいよ「防災と男女共同参画」について、NPO法人イコールネット仙台の代表理事、宗片恵美子さんの講演です。
 東日本大震災での避難所・仮設住宅での支援の活動、女性の被災者へのアンケート調査を通じて、女性の視点を反映させた避難所運営、意思決定の場における女性の参画の大切さをお話されました。
また、地域の中で防災の取り組みには、時間はかかるけれども人を育てることが大切なこと、宮城県内での女性防災リーダー育成講座についてもご紹介されました。
「災害に強い地域づくりのためには、日常の中に男女共同参画が実現されている必要がある」との言葉が特に印象的でした。
受講生からの「なかなか自分ごとでなく、避難をしないことも多い。 避難するきっかけや、アイデアは?」という質問に対しては、「まずは、防災訓練に参加すること。例えば、真夜中の防災訓練を実施したところ、意外と多くの人が参加してくれた。みんなが参加する楽しい訓練に工夫することもよいですよ。」とアドバイスいただきました。
 
  
 
 あっという間に宗片先生の講演が終わり、質問にもわかり易く答えてくださいました。
 
 
 
 
震災の記憶をひと針に込めた刺繍
「ししゅうで伝える『わたしの物語』 東日本大震災の記憶」の紹介がありました。
震災でなくなった学校の校歌が刺繍されているものもあるそうです。
 
 
 
 まだまだご苦労やアドバイスを聞きたかったのですが、飛行機の時間もあり宗片先生とお別れしました。
 
 
 宗片先生の講義終了後、グループ内での自己紹介やこの元気塾に参加した動機について意見交換をしました。
また、京都大学院の留学生からの依頼『震災時における「子育て中の女性」や「女性特有」のニーズに関する情報提供のあり方』についてのアンケートのご協力ありがとうございました。
 
 

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