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困難な立場にある女性支援セミナー 第2回

このセミナーは、女性を取り巻く様々な問題を知り、参加者が「今の自分」に何ができるのかを考え、支援できる人材を育成することを目的とした全3回のセミナーです。その第2回が実施されました。

第2回は「社会問題としての若年女性の貧困~これからの「未来」を切り拓くために~」と題し、一般社団法人 インクルージョンネットかながわ 代表理事 鈴木 晶子さんより、深刻化している10代、20代の女性の貧困の現実と背景にある社会的課題と貧困から抜け出すために必要なことや、周りができる支援について具体的事例とデータに基づき、お話いただきました。
鈴木さんは、「実際の事例から若年者は学校しか大人との接点が無く“気付いた誰かが知らせる”のが大事です。支援は、親、子ども両方へのサポートと同時に、弁護士、福祉事務所、学校、地域NPOなどとの綿密な連携をしています」と現状を語られました。
また、データから見た貧困の現状を数字で見ると、単身女性の32%が貧困状態であり、特に20代の若年女性と60代以上の女性の貧困率が高く、同じ女性として他人事ではない現実に驚き、そして不安になりました。
「ニート」「フリーター」「ワーキングプア」「貧困」というと「男性」のイメージだけでなく、現在は「女性」にもあてはまること、親の経済格差が教育格差となり貧困の連鎖を生んでいることを再認識しました。
鈴木さんは言います。「貧困だったら働けばいいという方がいますが、支援を必要とされている方の約50%が、メンタルヘルスをめぐる問題をお持ちです。就労の前にメンタルケアをそして、手助けが必要な方の事を地域で考え支えあうことが必要です。みなさん、子どもたちに関心を持ってください。一人ひとりのおせっかいが、子どもの命を救うことがあります」。

セミナーの終わりに、福岡県警少年サポートセンターの堀井さんより、日頃の活動について実体験をもとしたお話がありました。
「問題行動を起こす子どもには、必ず起こす理由があります。加害者ケアをすることが、被害者を減らすことにつながります」と臨場感豊かに語られました。

タイトル若年女性の貧困の現実とその支援
開催日時 2015年9月4日(金)

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