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いと元気塾開講しました!

 8月20日(土)にあすばる「女性による元気な地域づくり応援講座事業」の『いと元気塾』が開講しました。

女性は地方の埋蔵金

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あすばる館長 松田美幸より、これから地方創生の鍵を握るのは、女性です。女性は地方の埋蔵金。それを掘りおこすか眠らせたままなのかにより、大きな差が生まれる!との挨拶からスタートしました。

 

『男女共同参画でまちづくり』と題して

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 続いて福岡大学非常勤講師 富永桂子さんから、男女共同参画の基本のキホンについて、事例を踏まえ、とてもわかりやすくお話しいただきました。

 例えば、リオオリンピックで大活躍だったケンブリッジ飛鳥選手が日本代表として参加できるのは、女性差別撤廃条約として国際法の改正により実現したという話には、"そうーなんだー!!"と、男女共同参画の歴史がとても身近に感じられ、県内60市町村のうち45市町村に制定されている男女共同参画条例(男女共同参画に関する条例一覧(県内))は、75%という率は日本一! 実効性のある良い条例が多く、後から制定した糸島市の条例は、第8条の性同一性障害に関する条例をはじめ、いいとこどりの条例で、条例を学んで使って、役立てることが大事だと述べられました。

 それから、男女共同参画社会の実現にとっての喫緊の課題として、女性の貧困、女性議員の少なさ、防災・災害復興新の3つを取り上げられました。

 女性の貧困問題では非正規雇用が多いことの課題に対し、多様な働き方を採用している企業の事例を、女性議員の少なさでは、大阪府島本町を紹介され、女性比率が50%になることで、①ガラス張り②議論が活発になった利点を挙げられました。また、防災・災害復興には、男女共同参画の視点が不可欠と、熊本県益城の吉村静代さんの"明るい避難所"のお話を。最後に、福岡県西方沖地震後に行っている防災訓練の様子などを収録したDVDを見て、男女共同参画社会を実現することが、私たちの生活にどれほど関わっていて、大切なことなのか、改めて考える時間になりました。

 

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昼食交流会では

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講演後は、受講生と実行委員の方を交えて、にぎやかな昼食の後、これからの意気込みを交えて自己紹介がされました。

「○○地区に住んでます」と紹介されるのは、地域づくり応援講座ならですね。以前から男女共同参画の活動をされている方や、男女共同参画は初めてだけど、日ごろからこんなことを感じていて、これから勉強したい!という方までさまざま。この24名の元気な女性たちがどんな風に混ざり合って、刺激を受けあいながら、どんなことを起こしていくか・・・これからがとても楽しみです。

 

◆いと元気塾 次回講座のご案内

次回は、9月17日(土)に、公開講座 シンポジウム「女性が地域で輝くために」が開催されます。

 

【日時】9月17日(土)10時~12時30分
【場所】糸島市男女共同参画センター ラポール
【内容】
 (1)講演「女性が地域で輝くために」 講師 林田スマさん(大野城まどかぴあ館長)
 (2)パネルディスカッション「先輩に学ぶ」
   パネリスト
     林田スマさん(大野城まどかぴあ館長)、
     太刀山美樹さん(MIKI・ファニット代表)、
     古川マサエさん(まえばる女性ネットワーク顧問)、
     佐藤倫子さん(糸島女性支援プロジェクト事務局)
【参加費】無料
【申し込み】不要
【託児】無料(6か月~就学前。要事前申し込み)
【お問い合わせ】二丈ひとの輪ネット(谷口) TEL/FAX 092-325-0341

 


 

これから、他の地域(久留米市、飯塚市、春日市、築上町)も、続々開講!

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