10月19日(木)は、苅田町元気塾「imojoプロジェクト」の4回目の講座で、地域ブランディングについて学ぶ連続講座『 まちをみるまなざしが変わると暮らし豊かに、時に生業(なりわい)になります』 の最終回です。
1時間目:ホームルーム
1時間目は、佐藤倫子さん(福岡教育大学非常勤講師/糸島女性支援プロジェクト)によるグループ内自己紹介タイムです。
講座もはや4回目。そろそろ少し深いところで自己紹介ということで、A4用紙を4等分して「実は・・・」とまだ話していない4つのことを書きます。但し、そのうち1つはウソを書くという「ウソつき自己紹介」を行いました。
頭をひねって考えたウソ。すぐに当てられてしまう人もいれば、してやったり・・・という方もいて、短い時間でしたが、脳が活性化されました。
2時間目:美術
続いて、高山美佳さん(
LOCAL&DESIGN株式会社 代表取締役)による美術の授業でした。
前回、9月28日には、苅田町産さつまいも「紅はるか」を試食して、紅はるかの販促シールをデザインし、受講生同士で投票しましたが、そのときのデザインを元に、高山さんが考えてきた販促シール案やそれが包装紙になるとどうなるかを紹介されました。
実際に自分たちが考えた商品名やキャッチフレーズ、みんなの想いを表す物語などがつまったデザインに、「わーっ☆」という歓声が上がり、はじけんばかりの笑顔です。
また、売る側としたらできるだけ高く売り生産者に還元したいから、高級感を出す。たくさん売れシールはフィルムに印刷することを考えて色数を抑える。あくまでも、主役の芋を引き立たせるための「引き算」のデザイン、など、プロとしてのポイントもしっかり伝えられました。
本日の課題は、「かんだっこ」という文字と、芋のキャラクターのデザインです。
クレヨンや、いろいろな種類の水性ペンが用意されていて、好きなものを使って、文字と絵を描いていきました。
これが、どうデザインに活かされるのか、とっても楽しみです。
それぞれのデザインを手に、記念撮影。かけ声は、「かんだっこー」
3時間目:保健体育
毎回の講座に組み込まれている保健体育の時間では、実行委員長の玉井由加里さんによるヨガの呼吸を取り入れたストレッチで、身体と心を整えます。
4時間目:生活
再び高山さんによる授業では、前回の講座で、みなさんが考えた紅はるかの「 こんなお菓子が食べたいな♪」のアイデアを元に、苅田町内の洋菓子工房トリオレさんが試作した、紅はるかを用いたお菓子の試食です。
下から、1層目はチーズクッキー、2層目は紫芋、3層目が紅はるか。
見た目や、大きさ、形、食感、香、などなど、感想やこうなったらいいなというトリオレさんに伝えるアイデアを纏めました。
実際のイベントでimojoが紅はるかをPR、販売します!
第5回、第6回の講座では、実際のイベントで、販促シールやPOPを使って、紅はるかをPRします。
芋ほりや袋詰め、シール貼りも自らの手で行います。
みなさん、どうぞ、お越しください!
11/21(火) いざ!PRしよう! in 社会福祉大会
第6回苅田町社会福祉大会
日時:11/21(火)10:00~12:00
会場:パンジープラザ
(〒800-0314 福岡県京都郡苅田町幸町6-91)
12/3(日) いざ!PRしよう! in 地産地消フェア
第15回農業水産まつり ふるさと苅田地産地消フェア2017
日時:12/3(日)9:00~14:00
会場:苅田町役場東側駐車場
(〒800-0392 福岡県京都郡苅田町富久町1丁目19-1 )
番外編:「元気塾」に繋がる「いきいき塾」のネットワーク
実行委員長の玉井由加里さんは、平成27年度のふくおか女性いきいき塾の4期生で、いきいき塾終了後に自ら地域団体「つむぐ。」を立ち上げ、今年の元気塾に応募されました。
玉井さんは、昨年度、築上町元気塾に受講生として参加していました。この築上町げんきプロジェクトの実行委員長の中村香さんも4期生。今年は、苅田町元気塾の受講生です。
また、講師の佐藤倫子さんも同じ4期生で、昨年度は、糸島市元気塾のアドバイザー、講師として関わり、今年は、苅田町元気塾の講師をされています。
玉井さん、中村さん、佐藤さんは、いきいき塾の課題研究で地域について研究したMachirらぶ♡チーム。同じチームだった佐藤佐和香さんも、昨年度の久留米市元気塾、今年の広川町元気塾に関わっています。
こうして、いきいき塾卒塾後も、そのネットワークを活かし、協力しあい、それぞれのまちで活躍しています。
そして、高山美佳さんは、4期生の成果報告会のコメンテーター。
ご縁がどんどん広がって、それぞれのまちが元気になっていくって、すてきなことですよね。
「次にどうやってつなげるか」
講座の合間にも真剣に話し合う実行委員のみなさん
実行委員、受講生、お揃いの名札