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【センター長コラム】 「食」雑感

寒中、お変わりありませんか。

我が家の庭は梅もほころび、よい香りが漂っています。ロウバイは、もう見ごろを過ぎつつあります。白い椿は「侘助」、ピンクは侘助の仲間の「太郎冠者」です。風雅な名前です。

 

 

 
 

今日は、あすばるのライブラリーで開催している企画展「食べることを大切にしよう」にちなんで、「食」に関するお話をしたいと思います。

 

あすばるライブラリーでは、冬と夏には、健康づくりのために「食」をテーマにした企画展を開催していますが、この冬は、いろいろなライフスタイルに応じて食事づくりができるよう、シニア向け、一人暮らし向け、食生活が乱れがちな人向け、弁当を持っていく人向け、災害時など、多様な場面に対応する料理レシピ本を特集しました。

 

私は、「ストレス解消法は料理をすること」というくらい、料理と食べることが大好きです。テレビも料理に関連する番組が好きで、NHKのEテレ「やまと尼寺精進日記」や、女優の沢村貞子さんが遺した毎日の献立帳の料理を再現する番組「365日の献立日記」は、録画して見ています。

 

「やまと尼寺精進日記」は、尼寺の住職、副住職、お手伝いの3人の女性が繰り広げるお茶目で愉快な日常生活を収録したもので、精進料理づくりや季節の行事、里の人々との交流など、見終わると心が元気になる素敵な番組です。

 

私は、先日、尼寺のレシピで「寒麹」を仕込みました。寒麹は、寒の時期の寒さを利用して作る万能調味料で、炊いたもち米に砂糖と塩、麹を混ぜて仕込みます。食べられるようになるのは6か月後とのこと。うまくできたら、ご報告したいと思います。

 

 ほかにも、以前このコラムに登場した花梨ジャムをはじめ、菊芋の佃煮、大根の柚子風味漬物、シソジュース、柴漬けなど、数多くを尼寺のレシピでつくってきました。

 

今回のあすばるの企画展の中に展示されている本の中に、テレビ番組と同じ内容の本『やまと尼寺精進日記』、『やまと尼寺精進日記2』、『沢村貞子の献立日記』がありますので、是非、ご覧いただければと思います。

 

 

料理に関するテレビ番組といえば、鈴木京香さんがフランス料理のシェフの役をした「グランメゾン東京」という番組も録画して繰り返し見ましたが、今、日本経済新聞の夕刊の「人間発見」というコーナーで、志摩観光ホテル総料理長の樋口宏江さんが特集・連載されています。

 

志摩観光ホテルは、2016年の伊勢志摩サミットの会場となったホテルで、樋口さんは、首脳の皆さんのワーキング・ディナーの料理を提供し、メルケル首相やオバマ大統領など各国首脳から絶賛された方です。

 

料理界という女性があまり進出していない厳しい修行の場で、泣けば「女だから泣ける」と言われ、昇進すれば「女だから特別扱い」という視線を浴びたこともあったようですが、樋口さんのような方が強い心と実力で道をひらいていったおかげで、これから先、多くの若い女性たちが後に続くことができると思います。

私は、昨年夏に、このホテルで食事をしましたが、本当においしかったです。

 

 ライブラリーの企画展では、災害時の食事も取り上げています。

食べることは、災害時に生き残るために大変重要です。

今年度、篠栗町で行った「女性による元気な地域づくり応援講座(元気塾)」では、女性消防団員が中心となって実行委員会を結成し「防災」をテーマに講座を開催しました。このほど閉講式を終えましたが、講座終了後の継続事業として、防災食をプロデュースする計画が進んでいます。

 

これは、篠栗町消防団の団長が食品会社を経営していることから、この食品会社から、女性消防団員や元気塾卒塾生の有志と一緒に防災食づくりを行おうと提案されたものです。完成を楽しみにしています。

 

また、先日のニュースで、一人暮らしのシニアの男性が、調理パンなどの食事から、自分で食材を買って調理する食生活へと食事を変えたことで、認知症のリスクの数値が下がったと報道されていました。

食べることは生きること、食事を大切にしたいと思います。

 

ライブラリーの企画展には60冊を超える本をそろえています。また、これ以外にも、ライブラリーには食事に関する本がたくさんあります。例えば、絵本の『ぐりとぐら』。私は、子どもが小さいころよく、『ぐりとぐら』のカステラをつくっていました。

ぜひ、ライブラリーにご来館ください。

 

そうそう、あすばるライブラリーは、2月3日は休館日、4日から6日は蔵書点検のためライブラリー休室となります。ご注意ください。

 

結びは、マイ農園の写真で。

デコポンが今年初めて、デコポンと名乗れるような形の実をつけました。そろそろ収穫しようかと思っています。プランターのイチゴに麦わらを敷きました。

 

 さて、今度の休みにはどんな料理をつくりましょうか。もち米も残っていることだし、中華おこわでもつくりましょうか。何をつくろうか、と考えるだけでわくわくします。
ではまた。
                                                                                               (2020.01.31)

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