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【スタッフブログ】篠栗町元気塾「サバイバル系女子育成講座」第4回講座(閉講式)

第4回 「実際に避難所を作っちゃおう」
 
 こんにちは、あすばるスタッフです。1月19日(日)は、合併50周年記念体育館で避難所づくりです。冷たい小雨が降る日でしたが、「阪神・淡路大震災は、もっと寒かったのかな。」とみんなで話しました。
 
 避難所開設のための資材とそれぞれの家庭から持ち寄ったモノが運ばれていました。そして用意されていた今日の資料「篠栗町避難所マニュアル」にとても興味を持ちました。
準備が終わった実行委員とアドバイザーの佐藤倫子さんが今日の講座の最終確認をしていました。 
 
 
 
 篠栗町消防団の方たちもたくさん参加され、いろいろと協力していただきました。
 
 
 
 早速 、避難所内に①衛星・トイレグループ、②受付・フロアグループ、③乳幼児・妊産婦グループ、④高齢者・ベッドぐループの4つに分かれ作業が始まりました。
 
①衛星・トイレグループ
 
 

 作業が終わり塾生は、「工夫した点は、手作りしたダンボールの便器の強度を高くしたことです。他にはトイレの設置場所と使用した後の処理を考えました。音が恥ずかしいという意見があり、ビニールでしゃかしゃかと音を出したりすることを考えました。」と発表をしました。
質疑では「オムツ替え室を授乳室に作っていますが、女性専用になってしまいます。トイレに男性でもオムツ替えができるスペースがあればよいと思いました。」と意見が出てみんなも頷いていました。
 中央の写真のピンクの布は、ベッドのボックスシーツの中央にハサミをいれた手作りのものです。
 また篠栗町は災害に備えた「篠栗町トイレトレーラークラウドファンディングサイト」も開設しているそうです。篠栗町の防災意識の高さに感激しました。
   
受付・フロアグループ
 
 
 次の発表です。「最初に通路決めをしました。通路を後から増やすことは難しいので最初は多めに作ろうと意見が出ました。受付表には、短期版と長期版が資料にあります。足りないところなどを話し合いました。洗濯物の干し場は体育館の2階に設置しました。右のすりガラス窓の方は女性の洗濯物、左の普通の窓にはそのほかの洗濯物干し場としました。先に場所決定の優先順位を決めてから配置を決めないと大切なことが後回しになると思いました。他には物品等の一覧を作り、誰が何を今使っているのかわかり易く掲示することが大切だと思いました。また、情報開示が一番難しいと思います。DVにあってる方などへの配慮はどうするか問題だと感じました。」と次々と意見が出ていました。
 
 乳幼児・妊産婦グループ 
 
 
 
 担当した塾生は「工夫したことは、キッズスペースを楽しく広めにと考えたことです。子どものストレスをなるべく発散できるように考えました。またステージ脇の控室に授乳室とオムツ替えのスペースを作っています。ステージにストックしている備品が置いてあるため、オムツ・おしぼり・ティッシュが最短ルートでとれるようにしました。ステージから授乳室が丸見えにならないようにシーツをさいて目隠しをしました。もし町で動いてもらえるなら、リサイクルボックスが避難所に併設されていたほうがよいと感じました。ダンボールや雑誌がすぐに利用できるからです。避難所が学校など広いところだったら、どの年代の子どもでも入れるスペースがあれば、高学年の子が小さい子と遊んであげるという役割をもつことで、自分たちも何かできるという責任感が芽生えると思います。」と発表を終えました。

 
 高齢者・ベッドグループ
 
 
 
 5分ほどで1つのベッドの組み立てが完了しました。今回ベッドが2つと少ないため仕切りがありますが、実際はどうなるのだろうと塾生は不安のようでした。
 「工夫した点は、通路から顔が見えないように通路側に頭がくるよう配置したところです。ベッドを作るという作業を通じて周りの人と会話ができると思いました。ベッドの中と同じように余ったダンボールの中に縦にジャバラ風にダンボールを入れてイスを作ってみました。置いてみるとテーブルにもなることに気づきました。人数がいっぱいいる中でパーテーションを作るには相当資材が必要だとも感じました。消防団の方にお話を聞くと、まずは自分たちで必要なものはそろえておかなければいけないとのことです。毛布など荷物になりますが、積雪の時など自分たちで持ってこなければいけないと改めて感じました。」と発表をしました。 
 
 
  
 参加された三浦正町長と村瀬敬太郎副議長です。 お二人とも「私の体重でもビクともしません。」と仰っていました。
 

 崎山実行委員長からは、「避難所マニュアル改訂プロジェクトとは、今日配付した避難所マニュアルをもっと良いものにしようという活動です。ぜひみなさん参加してください。町民の方誰でも参加可能です。そして自主防災組織を立ち上げたい方がいましたら、私たちもサポートします。また、消防団長の会社で防災食をプロデュースする企画を私たち任せて頂けるそうです。参加したい方はアンケートに〇をつけてください。後日説明会など連絡をします。」と素敵な提案がありました。
 
  閉講式   
 
 あすばるの神﨑センター長は、「避難所づくりお疲れ様でした。この元気塾は消防団の方が実行委員の中心となっているからだと思いますが、実際に避難所づくりをする実技が加わったことで、机上の訓練とは違う素晴らしい成果があったと思います。皆さんは自分たちで考え工夫をしながら避難所をつくっていましたが、災害を乗り越えるには、自分で考え、みんなで協力していくことが重要であると言われます。皆さんは元気塾を卒塾されますが、今日がリーダーとしての第1歩だとお考えください。これからのリーダーは、どれだけいろいろな人の意見を引き出し、まとまってチームをつくっていけるかだと思います。これからもパワーアップされて、篠栗町や地域の発展のために力を尽くされることを祈っています」とあいさつしました。
 
 
  修了証書授与が始まります。一人一人神﨑センター長が修了証書を渡し、塾生が1分ほどの講座のふりかえりと『やること宣言』をしました。「家族を守るための準備をする!自分でできることをやって、防災の自助力をつけようと思います。」や「志免町の防災会議に参加します。」や「篠栗町女性消防団に入団します!」や「防災食プロジェクトに参加します」と宣言が出ました。
これからがとても楽しみです。

 
 最後に三浦町長より「篠栗町でこの元気塾が開催されたことを大変うれしく思っています。町内だけではなく、遠方からも大勢来ていただき4回の講座をご卒業されおめでとうございます。先ほどの宣言を聞きますと、それぞれの地域に帰ってこの輪がどんどん広がっていくと感じました。防災を自分のこととして考えていかないといけないと考えています。行政がやれることは限られています。こういう講座を受けられた皆さんが地域に戻ってそれぞれのこととして活動して頂けると確信したところです。実行委員として頑張ってくださった女性消防隊のみなさんを始め消防団の皆さんにも心から感謝致します。」 と挨拶されました。
 

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