11/12(土)に、築上町女性げんき塾が開催されました。
9月に開講したげんき塾も早くも3回目。今回は、「まちのロールモデルとワクワクを発見?」と題して、まちのロールモデル 実践者として、地元の株式会社アルク農業サービス 代表取締役 永井洋介さんと、社会福祉法人恵愛会 ワークランド・こすもす 副管理者 深田哲夫さんのお2人に加えて、女性げんき塾実行委員会代表の中村さん、塾生の玉井さん、新藤さんの5名のお話を聞き、「まちの幸せとは何か?」というテーマで、深めていきました。
ファシリテーターは、津屋崎ブランチの福井崇郎さんです。
(左から、福井崇郎さん、永井洋介さん、深田哲夫さん)
(左から、中村香さん、玉井由加里さん、新藤里恵さん)
最初に、タイムスケジュールと津屋崎ブランチの「未来会議室」の3か条 (1) 未来を語る。 (2) 人を褒める。(3) 断定しない。が紹介され、今日もこのルールで進めていくことが確認されました。
「最近、どう?」とグループで自己紹介を行った後に、「まちの幸せとは何か?」という大きな問いが出され、一人で考えた後、グループ内で共有しました。
次に「実践者に聴く まちの幸せの法則とは?」という少し具体的な問いで、それぞれの実践者の話を聴き、それ以降は、実践者と説明者1名が自分のグループに残り、他は他のグループに移動して話を続けます。ワールドカフェというやり方です。
途中で、福井さんが津屋崎ブランチの事例を紹介。集いの場づくりとして、地元民と移住者で、津屋崎の未来の語り合う津屋崎地域交流会や、コミュニティスクールの運営委員会のワールドカフェの様子が紹介されました。また、起業支援として、プチ起業塾や古小路が紹介されました。とりわけ、古小路の1週間に1日だけ店主になる、という起業の仕方が塾生のみなさんの関心を引いたようです。
実践者と津屋崎ブランチの話を含めて、感想共有後、別のグループに移動し、さらに、自分ごとに引き寄せて考えてみる。最後に、自分のホームグループに戻り、再び、「まちの幸せとは何か?」を考える。
「どんな活動をしているか」というより「なぜ活動をしているか」、実践者も早いうちから自己開示され、「終了」の合図にもなかなか話が終わらない。それは、「話し合いが豊かな未来をつくる」と信じてファシリテーターを務める福井さんと、集まった参加者のみなさんが作った場だからこそ、と感じました。
全体シェアでは、「まちは自治体がつくるものじゃない。自分たちでつくるもの。」「価値観の違ういろんな人を認めるまち」「人を迎える気持ちが場に宿る」「人の幸せ=自分の幸せ」「人が話す、集いの場が大切」など、それぞれに思うところを述べられました。
講座終了後は、会場を移して、実行委員、ロールモデルの方、アドバイザーの皆さんとの交流会。楽しい時間を過ごしました。
最終回、2/4(土)の企画発表会・終了式に向けて、これから残り2回で、「まちを元気にする」企画を考えていきます。
第4回 12/17(土)
クループワーク~面白くすること、ワクワクすることカタチに~
アドバイザーや実行委員と一緒に、企画ワークシートの作成を行う。
第5回 1/14(土)
★公開講座★私のライフデザイン2~介護と女性の経済的自立~
講師:中嶋玲子さん(福岡県人権問題講師団講師)
終了後、1時間のグループワークで、発表の準備を行う。
第6回 2/4(土)
企画発表会・終了式
築上町役場では11月12日~25日の「女性に対する暴力をなくす運動」の一環として、築城支所1Fにツリーを設置しています。お近くにお越しの方は、ぜひお立ち寄りになり、パープルリボン運動にご参加ください。