「福岡県男女共同参画の日」の１１月第４土曜日（２３日）、クローバープラザで第１２回男女共同参画表彰表彰式を行いました。
この表彰は、福岡県男女共同参画推進条例に基づくもので、地域や職域等において男女共同参画の推進に関して著しい功績があり、他の模範と認められる取組を行っている企業や団体、個人を表彰するものです。表彰では、具体的な活動内容に着目し、「社会における女性の活躍推進」、「困難な状況にある女性の自立支援」、「女性の先駆的活動」の３つの活動部門を設け、社会における女性の活躍や困難な状況にある女性の自立支援につながる実践的な活動を積極的に推進していくことを目的としています。
受賞者には、海老井悦子福岡県副知事から表彰状と記念品が渡され、会場から大きな拍手が送られました。
卸売業･小売業
福岡市南区
創業時から男女を問わない採用や幹部登用を進め、企業内託児所の設置や、産休・育休中の社員へのスムーズな復職支援など、企業における女性活躍を推進するための先駆的取組を行っています。
農産物加工販売・レストラン
田川郡川崎町
従業員23名中19名を占める女性従業員の気配りや根気強さを生かしたレストランのメニューには、地元で取れた旬の野菜を使っており、地域活性化のモデルとしても注目され、農村地域における女性の活躍推進に貢献しています。
北九州市女性団体連絡会議理事
北九州市婦人会連絡協議会会長
北九州市内107の女性団体により構成される「北九州市女性団体連絡会議」の副会長、会長を長く務め、常に中心的・指導的立場で、地域における女性の地位の向上、活躍を牽引し、女性指導者の育成に努めています。
アジアから来日し、日本人と結婚した日本語の不自由な女性を支援するため、平成9年に設立。これまでの受講者は延べ1,000人、52か国に上り、託児付きの日本語教室として、在住外国人女性の経済的・精神的自立のための支援をボランティアで行っています。
ひびき灘漁業協同組合
岩屋支所あかもく部会
環境悪化の原因となっていた海藻のアカモクを有効利用し商品化するため、漁協女性部有志により発足。積極的なPR活動に取組み、商品化された「岩屋あかもく」は「北九州市『食』の認定ブランド」に認定されており、漁場環境の改善と地域の食文化発展に貢献しています。
子育てと仕事を両立しながら、外科という女性の進出が少ない分野で、乳がんをテーマに研究を積み重ねるとともに、、全国的にも先駆けとなる女性専用外来の新設に責任者として取り組み、外科部長、病院長に就任するなど、女性医師の活躍の道を広げています。
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