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7/23(月) 私は、価値のある人。(第2回)

あすばる相談室専門相談「こころの健康相談」で、多くの女性のカウンセリングをされている精神保健福祉士 梅津和子さんに「自尊感情について」お話し頂きました。
自尊感情とは、自分の弱さや欠点なども否定せず自分自身を肯定する気持ちのことを言います。赤ん坊のときは誰もが万能感を持っていますが、思春期に自分の限界を知り現実的な自己評価を行うようになると、自分も他者も大事にする健全な「自尊感情」が育ちます。女性は、他者を支える役割を求められるためか、男性に比べ自尊感情が低い人もいるということです。
信頼している人であるパートナー(加害者)からの突然のDVは、被害者に混乱を招き、怒りの感情に蓋をし、「お前が悪い」と否定され続けることで自尊感情が奪われ自分を大事な存在だと思えなくなります。また、DV家庭で育つ子どもは、直接暴力を受けなくても精神的に深く傷つき、母親を守れなった自分を責め自尊感情が削られて行きます。被害者が回復するには、暴力の構造を理解することが第一歩。「自分は悪くない」「自分は被害者」と言い聞かせ、怒りを感じる自分を認め味方を増やそうと結ばれました。
「楽しいはずのデートなのに」と題して講演頂いたNPO法人DV防止ながさき理事長の中田慶子さんは、高校や中学校に赴きデートDVの予防教育を実践されています。DV被害者支援活動を続ける中で、DV関係は結婚前の交際中から始まっていることを知り、予防の必要性を感じたからでした。
「DV加害者は、相手を自分の思い通りに動かすために暴力行為を選択しており、被害者が責任を感じる必要はないこと」や「DVのない関係とは、お互いを尊重しイヤなことはNOと言え、一緒にいると安心できる対等な関係だということ」を、中学生から教育する必要があるという提案に、参加者は強く共感されていました。

    タイトルDV防止及び被害者支援セミナー(第2回)
    開催日時 2012年7月23日(月)

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