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行政職員のための男女共同参画セミナー 第3回

連日講座の2日目は、男性にとっての男女共同参画をテーマに3名の男性講師をお迎えし、講演とワークショップを実施致しました。
 最初に、平成22年度あすばる調査研究活動支援事業に取り組まれた「ファザーリングジャパン・九州」の宮原礼智さんに「未就学児を持つ父親の育児・家事に関する調査~イクメン・カジダンを増やしていくために~」をテーマに、男性の家事育児時間および内容についての調査結果を報告していただきました。イクメン・カジダンは、共働き家庭においては家庭のクオリティを高める推進力になり、また、妻の社会進出や就労継続を大きくバックアップすることにつながります。ワークライフバランスの視点から、男性が働き蜂になることなく、女性が出産で仕事を辞めることなく、夫婦で子育てや家事を楽しむことができるような男女共同参画社会の実現に、イクメン・カジダンの存在は欠かせないと話されました。
 九州大学大学院法学研究院 教授の出水薫さんには、「男性にとっての男女共同参画~婚活から考える男女共同参画~」をテーマにご講演いただきました。男女共同参画は、人権施策としてのみ位置づけされるものではなく、少子高齢化・人口減少社会の到来、家族・地域社会の変化、経済の長期的低迷、非正規労働・貧困格差の拡大、経済社会のグローバル化など、日本の社会全体の課題を解決するために、男女共同参画社会の実現が不可欠である事をお話いただきました。「婚活」という観点から男女共同参画を考えたとき、結婚は「したい」けど「できない」「しない」という晩婚化・未婚化の現象は、固定的役割分担意識の醸成につながっている税制や社会保障のあり方、雇用の非正規化の進行と貧困の拡大が大きな要因であることを、データを示しながら解説していただきました。男女共同参画を家族形態の変化や人口の観点から読み替え、各種政策分野を横断する「横串」的政策観点で意識改革していくことが重要であると行政職員の方々にメッセージを送られました。
 ㈱バリュークリエーションサービス代表取締役の佐藤真一さんには、「男女共同参画の気付きを考える~なぜ、男女共同参画は進まないのか?~」をテーマにワークショップを実施していただきました。役職等の立場にとらわれず、男女共同参画について、一人ひとりが対等な立場で話し、多様な世代の方の意見を聞くことできたことは、個人の男女共同参画に対する自分自身の意識に気付く貴重な機会となりました。また、男女共同参画を一文字で表すとの問いかけには、「和」「等」「共」など、47種類の漢字が描かれました。男女共同参画を考えるとき、様々な視点で捉え一人ひとりが意識して行動を変えてみることが、家庭や地域、社会を変える第一歩である事を理解することができました。(ワークショップを終えて、皆様から頂いたご意見・感想を、まとめていますので、ご参照下さい。)

    タイトル気付こう!男女共同参画の視点
    開催日時 2011年8月2日(火)

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