開 催 日 :平成23年2月16日(水)
開催場所:クローバープラザ 西棟5階
県内市町村職員の皆さんに、男女共同参画の知識をさらに深めて、行政の施策に活かしていただくことを目的に開催したセミナーには、男女共同参画担当部署だけでなく行政の方と一般の方も含め188名の参加がありました。
午前中の公開講座には、「デフレの正体」の著者である藻谷 浩介さん(株式会社 日本政策投資銀行地域振興グループ地域支援班 参事役)をお招きし、「地域活性化のカギは男女共同参画にあり」をテーマに講演いただきました。
『世界と比較する日本経済』『世代別の人口増減』『女性の就業率・出生率』等のデータを基に、日本経済再生のカギは、女性就労を促進し、女性の社会参画をすすめることが必須だと解説していただきました。参加者の方に、クイズ形式で問題を出題され、会場は大いに盛り上がりました。参加者の皆さんからは、「日本経済の回復には、男女共同参画が非常に大切な事だということがよくわかりました。」「人口減少の社会をどう乗り切るか、私にできることは何なのかを真剣に考えようと思った。」「改めて女性が働くことが日本のこれからに重要なことだとわかりました。」など多数の感想が寄せられ、男女共同参画社会の重要さに気づいていただいたようでした。
午後からは、福岡県男女共同参画センター あすばる 中嶋 玲子前館長に、「市町村で進める男女共同参画とまちづくり」と題して、男女共同参画とは何か、福岡県60市町村の審議会等における女性の登用状況や男女共同参画先進国のオランダのワーク・シェアリング、スウェーデンの男女の育児状況、行政職員としてこれからどのように男女共同参画を推進するべきかをわかりやすくお話いただきました。
引き続き、グループディスカッションでは、あすばるの村山 由香里館長がコーディネーターを務め、参加者のグループでは、「わがまちの男女共同参画地域づくりをどう進めるか?」について、活発な議論が交わされました。
タイトル | 平成22年度行政職員のための男女共同参画セミナー |
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開催日時 | 2011年2月16日(水) |