開催場所:クローバープラザ 西棟5階セミナールームAB
7月4日(日)セミナールームABで開催した当セミナーには、92人の熱心な参加者が集いました。
午前中は、『女性委員の意見で、あなたのまちに新風を!』のテーマで、村山由香里館長が自分自身の審議会等委員の経験から学び取ったことを話しました。
自身の生き方の原点である『男女平等の理念』を会議で臆せず率直に発言をし、行政や専門家の人たちと直接意見を交わすことで、見識も深まり、『まちづくり』に、より一層の興味が湧き、男女共同参画の視点の重要性を痛感したと語りました。
午後からの『会議でスマート発言!さわやかな自己表現』と題したアサーティブトレーニングは、椅子だけを円形にならべ、その中心で、希望者が過去の経験を再現してみる「ロールプレイ」研修でした。
アサーティブとは、自分の気持ちを素直に言葉にしましょうという提案です。しかし、それがたやすいことではないことは参加者の皆さんも感じています。それが出来ないのはなぜなのか?
まずは、自分のパターンに気づくことから始まりました。講師の松田知恵さんは、受身的、攻撃的、自己主張的、受身的攻撃性、攻撃的受身性等のパターンを身近な具体例を示しながら説明され、一個人の中にいくつものパターンがあることを示されました。
講義後のロールプレイの実践では、審議委員等の委員の皆さんが積極的に参加されました。
提案者は、相手役になる協力者とともに、過去のやり取りの再現です。提案者は「その時の気持ちは?」「本当はどうしたかったの?」「それをアサーティブに言ってみましょう!」 などを松田さんに問われると、自分と向き合い、ロールプレイを続けていくうちに、自分だけでなく相手の気持ちも分かってきます。アサーティブであることは、自分の気持ちもさわやかになってくるのです。ロールプレイを通してそのことを学ぶことができました。参加者の学びの好奇心があふれ、3時間の研修時間では物足りない様子でした。
最後に、参加者の皆さんと審議会等委員の会「セミナーメイト」の皆さんとの意見交換会が行われましたが、アサーティブ研修が活かされ、どのグループも会話が弾んでいました。
タイトル | 『女性委員の意見で、あなたのまちに新風を!』『会議でスマート発言!さわやかな自己表現』 |
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開催日時 | 2010年7月4日(日) |