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【フォーラム2020】県民企画事業報告

公募で選ばれた県内各地14団体の企画によるワークショップや講演会などを実施しました。その内容を各団体のみなさんにご報告いただきました。

 
 
 あなたのまちでも出来る!オンラインマルシェ企画会議
 
◆主 催 connect-コネクト-
◆講師 木藤亮太さん(株式会社ホーホウ代表取締役)
 

トークショーの様子 

オンラインマルシェ ワークショップの様子

◆実績報告

コロナによってマルシェやイベントなどが実施出来ない状況でオンラインにどのように切り替えていけばいいのか。オンラインマルシェ企画会議と題し、株式会社ホーホゥ代表取締役木藤亮太さんをお迎えしてトークイベントを配信しました。後半には、オンラインで現在活躍中のデザイン書道家岩田あゆみさんと姿勢改善トレーナー鶴岡ゆうこさんにもご参加頂き、これからオンラインでも活動していきたいと考えている方に向けてお二人の活動の仕方や発信のアドバイスなどを教えて頂きました。合わせて、今まで行っていたワークショップをオンラインで実施し、子育て中の若い世代の方にも参加いただきました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「ニューノーマル」でシフトチェンジ
 
◆主 催 ふくおか県「翼の会」
◆講 師
石橋美恵子さん・冨安兆子さん・中嶋玲子さん・松田美幸さん
 

◆実績報告

当会の顧問であり、福岡県の男女共同参画のリーダーでもいらっしゃる冨安兆子さん(高齢社会をよくする北九州女性の会代表)、石橋美恵子さん(筑紫女学園大学名誉教授)、中嶋玲子さん(福岡県議会議員)、松田美幸さん(福津市副市長)の座談会を実施しました。

新型コロナウイルスの感染拡大によって生まれた「ニューノーマル」は、福岡の男女共同参画を前進させることができるのか。そのためにはどうしたらいいのか、などについてお話しいただきました。ライブ中継ということでトラブルもありましたが、海外からの参加者もあり、オンラインならではの実績を作ることもできました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 そのDVはコロナウイルスのせい?~自粛要請下のDV、性暴力、子ども虐待~
 
◆主 催 特定非営利活動法人 アジア女性センター
◆講師 北仲千里さん(広島大学ハラスメント相談室准教授・NPO法人「全国女性シェルターネット」代表理事・共同代表
 

◆実績報告

「コロナのせいでDVが増えるのではなく、元々加害的だったうえにストレスが加わり、被害者との接触が長時間に及び被害が深刻になった。被害者が外へ助けを求めにくくなった。世界各国でもマイノリティなど脆弱な立場の女性たちは、より過酷な状況に晒されており、この状況下、被害者支援の過程で人権侵害があってはならない。『イスタンブール条約』という被害者支援のための包括的な仕組みができ、日本の支援のあり方が世界的基準へと近づくためには、法律の改正、専門職としての相談員の養成と待遇改善が必要!」穏やかにも熱く語る講師に、次々と質問が寄せられ問題を深めることができました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 家族で考える「子どもの心」の育て方
 
◆主 催 グリーンコープ生活協同組合ふくおか
◆講師 荒川文江さん(フィナンシャルプランナー)
 

◆実績報告

家庭における金銭教育、特に父親・母親の役割は大きいものがあると考えます。父親が積極的に金銭教育に関わっていくことはより充実したものになると思います。絵本を読んで聞かせたり、買い物ごっこをさせて体験をさせます。そして決まったおこづかいを渡します。まず子どもに必要なモノと欲しいモノが違うということが分かること、自分で買うものを決め買い物をすること、始めは失敗や後悔をするかもしれないけれども振り返って自分の自信になる、自立へと繋がる、ということをお伝えしました。ご家庭で出来ることから一歩一歩ゆっくりと実践していただければと思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ぷらっと かたらん場 withコロナと新しいライフスタイル☆彡
 
◆主 催 華一会
◆講 師 沼尾波子さん(東洋大学国際学部 教授)
 

◆実績報告

講演とグループワークの2部制で開催。はじめに「これからのつながりづくり」と題し、コロナによるニューノーマルなコミュニケーションについてお話いただきました。その後、2グループに分かれて20分×2回、テーマを決めて意見交換をいたしました。参加者から「沼尾先生のお話は素晴らしい学びとなりました」「初対面の方々といろいろな話ができておもしろかった」「ステキなかたらん場でした」と好評いただきました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 アンコンシャス・バイアスの気づきとテクノロジー  
 
◆主 催 CORAL
◆講 師 葉村真樹さん(東京都市大学教授
 

◆実績報告

海外をはじめ様々なIT企業を歴任された講師・葉村真樹さんによると、「アンコンシャス バイアス」無意識の偏見は誰にでもあり恥ずべきことではなく、それを認識し語り合えることが大切とのこと。またスマホをはじめ「テクノロジー」は、家電のように人を不自由さから解放する可能性を持っており、味方に付けようとも。4人程度でのグループワークでは盛んに意見交換が行われ、やのうまり絵さんのグラフィックレコーディングは視覚的理解を深めました。

人が偏見や思い込みから解放されテクノロジーの助けを借りて、ますます伸びやかに力を発揮できる暮らしを実現して行きたいものです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 子どもがいる暮らしの中でここちよく働く 
 
◆主 催 一般社団法人 ママトコラボ
◆講 師
市川望美さん(非営利型株式会社ポラリス取締役ファウンダー)
 

◆実績報告

 市川望美さん(非営利型株式会社ポラリス)から、子育て期女性の当事者目線を生かした事業や、ビジネスと社会課題の双方を解決した事例、ライフキャリアなどの考え方を伺い、グループトークでは活発意見が交わされ「13年ぶりにパートの仕事を始め楽しんでいる。人生100年時代と考えた時に『これでいいのかな?』とも思っていて、仕事も自分のやりたいことも(子どもが集まる場づくり)一緒に考えていきたい。」「モヤモヤ考えていることにハマった。経済をまわしていくことで、社会にインパクトを与えることができると思う。自分たちの活動もどう経済活動にしていけるか考えます。」などの声がありました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 不登校・行き渋りの保護者のためのオンラインプレイバックシアター“ゆめみるきかい”
 
◆主 催 不登校・行き渋りの保護者会「Good Cheerの会」
◆講 師 五味伸之さん
 

◆実績報告

プレイバックシアターとは、語っていただいた体験を、その場で即興劇にするというものです。今回の企画では、福岡を拠点に国内外で演劇活動を行っている五味伸之さんによる人形を使ったプレイバックシアター「ゆめみるきかい」を不登校の子どもの保護者や支援者を対象に開催しました。

子ども達を見守る日々の中で感じたことを、プレイバックシアターを通じて客観的に観て、またそれを共有し対話した参加者の皆さんからは「気持ちの整理ができた」「感動した」「癒された」などの声がありました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 リモートワークで家庭内男女の役割分担は変わったのか
 
◆主催 KSU_Yゼミ20

ファシリテーター

◆ゲスト

山下永子教授
ファザーリングジャパン九州メンバー
・内海良介氏
・早田宝得氏・樋口一郎氏
九州産業大学男女共同参画推進室 室長 ・佐々木圭子氏

 

◆実績報告

九州産業大学の男子学生6名が企画し実施した報告会・トークライブ・ディスカッションです。ロングバージョンテーマ「コロナ外出自粛期間中、リモートワークによって、家庭内における男女の役割分担は変わったのか~福岡県と全国との比較調査をもとに大学生とともに意見交換してみませんか~」が示すように、福岡県の働く女性に対して行ったアンケート調査の報告を基に、ファザーリングジャパン九州等の社会人の皆様と「自粛期間中のリアルな変化」について意見交換しました。これから社会人や親になる大学生にとって貴重な経験談や若い世代へのエールをいただくことができ、有意義な時間となりました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ファミリーコンサート㏌BRASS
 
◆主催 ラシャスウインドアンサンブル
 

◆実績報告

私たちラシャスウインドアンサンブルは、「ファミリーコンサート in BRASS」と題し、事前録画での演奏会配信を行いました。初めての試みで分からないことばかりでしたが、想像以上に反響があり大変嬉しく思います。生演奏を聴いていただくのとはまた違った良さがあり、コロナ禍で思うように演奏会が開催できない状況の中でオンライン配信という新しい選択肢を見つけられた企画となりました。

 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 あなたの潜在的な価値をみつけよう~withコロナで働き続けるために~
 
◆主 催 日本BPW北九州クラブ
◆講 師 白石裕子さん(キャリアコンサルタント)
 

◆実績報告

男女を問わず活き活きと働き、活き活きと日常生活が送れるジェンダー平等社会をめざし、老若男女を問わず応援しています。男性優位な社会で、自信(自己肯定感)が持てない男女が自分の潜在的な価値を知り、認め、活かすために自己スキルを棚卸し、いつでも引き出せるよう可視化するノウハウを学ぶ内容でした。環境が変わっても悔いない人生を送るためどうすればよいか。それを解くカギをみつけてくれたのではないでしょうか。再発見した自身の能力を発揮しつつ、これからの人生でこれに何をどれだけプラスできるのか希望が湧いてきたのではないかと思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 オリジナルの寸劇、にわか、歌で共に支え合う地域へ
 
◆主 催 座・しゃくなげ
 

◆実績報告

「座・しゃくなげ」は、「しなやかなる継続で意識は変わる」をモットーに、那珂川市を愛し、男女ともに支え合う豊かな男女共同参画の地域づくりを目指しています。あすばるフォーラム2020で地域以外の方にも「座・しゃくなげ」の活動をお伝えすることで、あらゆるジェンダーについての問題を提起することにつながればと思い応募いたしました。また、福岡県で私たちの活動を披露させていただいたことが、これからの私たちの活動を継続していくための力になると思っています。
多くの方に視聴していただきありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ~女性の視点からの防災~災害に備えて、今わたしができること
 
◆主 催 男女共同参画ネットワーク春日
 

 

◆実績報告

私たちの団体では動画企画実行委員会を設立し、7つの動画企画を制作しました。今回の動画配信は、市民への啓発活動ができたことと、広く一般(世界中)の人々に男女共同参画の女性の視点からの防災意識が啓発されたことは大変有意義でした。

動画配信内容:①防災グッズの用意。②ビニール袋で作るパッククッキング。③男女共同参画の視点からの〇×クイズ。④身近なあるもので作る、ゴミ袋で作る雨カッパ・新聞紙で作るスリッパ・懐中電灯とビニール袋でランタン作り。⑤段ボールで作る簡易トイレ、段ボールベットを組み立てよう。⑥避難所運営ゲームHUGを通して考える。⑦いざという時に役立つ災害復旧の手がかり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 性暴力にNO!~フラワーデモの繋がりと広がりが創る未来~
 
◆主 催 特定非営利活動法人 博多ウィメンズカウンセリング

パネリスト

 

コーディネーター

北原 みのりさん フラワーデモ呼びかけ人
黒瀬 まり子さん フラワーデモ@福岡呼びかけ人
山本  潤 さん Spring 代表、法務省性犯罪に関する刑事法検討会委員
本多 玲子 博多ウィメンズカウンセリングフェミニストカウンセラー

 

◆実績報告

慣れないzoom を使っての初めての企画、「録画ってどうするの?」「下の赤いボタンを押して」「わかった」こういう打ち合わせが続きました。とはいえ「やれば出来る!」これが還暦を過ぎて、このオンラインフォーラムを終えた私の感想です。

 止むに止まれぬ思いからフラワーデモを始めた北原みのりさん、性暴力被害当事者として地道に活動を続けてきた山本潤さん、その思いを受け止めた福岡の黒瀬さん、そして博多ウィメンズカウンセリングの私たち、それぞれの思いが繋がったパネルディスカッションになりました。視聴してくださった皆さんにもこの思いが届き、繋がり、広がっていきますように・・・

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 

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