さきごろ、国立社会保障・人口問題研究所が公表した日本の将来推計が、各紙に大きく掲載されていました。65歳以上は、40%。5人に2人という割合です。少子化高齢化が加速しています。
これから、産業も変化していくでしょう。需要が急激に減っていくものがある反面、高齢社会で新しいビジネスの需要も増えていくと思われます。
変化を受け入れながら、少子化を少しでも歯止めをかけることが重要だと思われます。
離婚して仕事を続ける40代管理職女性が自分のことを「時代の捨て石だ」とおっしゃっていました。真意はわかりませんが、子どもを産まず、男性社会のなかを駆け抜けている自分を、「もし20年遅く生まれていたら」と、思うのかもしれません。
少子高齢社会へ向かい、仕事に就けない若者がいる現状、未婚化晩婚化がすすむいまの日本の現状を思うとき、変わろうとして変われない価値観、旧来型の価値観と新しい価値観の狭間で浮遊する私たちそのものが、いまのこの社会を生み、数字を作りだしているんじゃないかなあと思うのです。
「いい大学へ行き、いい会社に就職する」ことがステレオタイプの目標。ここからこぼれおちた人たちは、非正規雇用でフリーターを続けることになります。非正規雇用から這い上がる人がどれだけいるかで、これからの日本社会が変化していくのかもしれません。正社員だけが是ではない生き方、独立自営の道を見つける強さ、そのことを称賛する社会。人間の可能性はすばらしいのです。一人ひとりが自分のいまを一生懸命に生きる。チャレンジを続け、閉じていく日本から脱皮したいものです。
そして、夫と妻の関係も、「2人で稼ぎ2人で家事をする」のが普通になったら。若い人の間では、それは当たり前でしょ、と言われます。でも、企業や社会の空気に、やっぱりできないよね、とあきらめたり、旧来型の価値観で自分自身を縛っていたりしないでしょうか。
男女共同参画社会づくりをすすめることは、少子化対策の重要な鍵ではないかと思います。1999年に施行された男女共同参画社会基本法の目的は、人権尊重の課題と社会政策上の課題。法律の前文には、「男女共同参画社会の実現は、21世紀我が国社会にとっての最重要課題」と書いてあります。








































