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【田川市元気塾】レポートVol.6「後藤寺まちづくり」最終回

【田川市元気塾】“ないものねだり”ではなく“あるものいかし”後藤寺まちづくりは、2月3日(土)に最終回を迎えました。

田川市元気塾02038月20日に事業キックオフし、7か月間に渡っての全7回講座でしたが、3月13日(火)14時から田川市長への未来予想図のプレゼンテーション、19時から「ないある後藤寺 最終報告会」も控えており、まだまだ終わりじゃありません。

始まりは、もちろん実行委員長花石さんの挨拶から。
「今日の天気は?」
「晴れー!!」(参加者から)
今回も賑やかにスタートしました。

木藤さんに挨拶をするだけだったのに・・・という平成筑豊鉄道株式会社の新社長 河合賢一さんを引っ張りだしました。

 
後藤寺駅を平成筑豊鉄道のターミナル駅の筆頭に

田川市元気塾0203外から人を呼びたいというのはみなさんと同じですが、鉄道なので、駅で人を呼び出いと思っています。駅で人を呼ぶというには方法があって、後藤寺、直方、行橋のようなJRや西鉄高速バスと繋がっているところはターミナル駅として、そうでないところは生活に密着したコンパクトな駅としてやっていく。その中で、後藤寺駅はターミナル駅の筆頭になっていただければ、と思っています。
後藤寺について一言申し上げさせていただくと、ここの“ないものねだり”と書いてあるのが不満で、筑豊の方はないものが多いとか、さびしくなったという意識を持っていますが、大分、熊本の本当に人が少ないところから比べると、こんなに元気のいい人がたくさんいて、お店もたくさんあるし、道路もたくさんあるし、車もたくさん通っている。そんな中で“ないものねだり”というのではなくて、“あるもの”をぜひ活かしていただきたい。田川は、後藤寺と行橋とある多核都市ですよね。多核都市で有名なのは、ハンガリーのブタペストです。ブタとペストを合わせてブタペスト。例えば、福岡天神も多核都市ですね。田川、直方、飯塚が争ってきたから栄えてきた。そういった意味でも、後藤寺は大変すばらしいところですし、まだまだ可能性もあると思いますので、それに乗っかって、平成筑豊鉄道を使った人をもう一人二人でも、増えるといいなぁと思っています。
 
これまでの講座の振り返り

今回は最終回ですが、次につながる最終回になればいいと思っています。私の方からは今までの流れをもう一回振り返って、今日何をするかを確認したいと思います。
 
振り返りの部分は、前回の講座レポートを参照してください。 
レポートVol.5「後藤寺まちづくりにじぶんができること宣言!」
 

田川市元気塾0203前回は、参加者を代表して、一番ご年配の長末先生と、実行委員を代表して中島さんに、それぞれ思いを語っていただきました。これ、「あすばる」のホームページにでかでかと載ってるんですが、先生からは、後藤寺中学校の同窓会に参加した方に「あんたたち、後藤寺の出身やろ。考えてきなさい。」と先生らしく宿題を出していただいて、いろんな参考になる意見がありました。

中島さんからは、今回、実行委員に、中島さん、今村さん、公門さんと3名がいて、それぞれ商店街の中で商売をされていたり、生まれ育った方達ですね。そういう方に引っ張っていただいてるんですけれども、自分たちが主体的に動かなければいけないんじゃないかと、改めてみなさんと話しながら気付いたこと、自分たちが中心になってやっていきたいんだという決意を熱く語っていただきました。

やはり、まちづくりというものは、ひとごとではなくて自分ごと、個人個人がなにをできるのかを考えなきゃいけない。また、みんなごとというのは、チームでなにができるか考えようということで、前回は、わたしやわたしたちが、こんなことを取り組みます、こんな協力ができます、こんな提案をしたい、といった話をグループに分かれて議論をしていきました。そして、自分たちが何ができるかを市長に伝えようということで、紙に一言ずつ書いて「自分ごと宣言」をやったんですね。

田川市元気塾0203田川市元気塾0203

前回参加されていない方は、後で紙に書いていただいて写真を撮ります。これを、拡大コピーして市長の前にボーンと貼りだそうと思っています。50人くらいの自分ごと宣言が集まりました。

今、市長がいらっしゃいましたが、3月13日に14時から1時間ほど市役所で、市長にこの取組みの報告と熱いメッセージを伝えよう、その日の夜に、この時間に来れなかった方も参加いただいて、どんな雰囲気だったとか、次に向けてどんなことをしよう、といった最終報告会を開催します。
 
田川市長へのプレゼンのシナリオづくり

今日は、今から約1時間くらいの時間で、13日のプレゼンテーションのシナリオをみんなで考えるということをしたいと思います。市長がいらっしゃるのでバレちゃうんですが、見なかったことにしていただいて(笑)、当日は1時間程、時間をもらっていて、市長の考えも聞きたいし、我々の思いも伝えたいので後半はディスカッションをしますが、前半はプレゼンテーションです。事務局で考えているのは、大きく5つの構成です。最初は、もちろんこのワークショップの目的や経過報告を、花石さんが実行委員長としていつもの調子でピシャーっと話します。2番目は、オトナ世代からの生の声で、30~40代、50~60代、70代以上のそれぞれが1分半ずつくらいで、私たちはこう考えていますというのを熱く語っていただきます。3番目はもう少し若い世代、中学生、高校生、大学生のそれぞれの代表者が1分ちょっとくらい話す。4番目に覚悟を決めた私たちというのは、商店街で活動している3人が、とにかくこれを続けていきたいんだという気持ちをお持ちですので、そこを話していただきます。最後に、私から今後の動きを、後藤寺界隈でいろんな動きがあると聞いていますけれども、そこにこうやって市民の動きを絡ませてやったらどうか、といった提案をしていくところまで含めて全体で20分くらいです。
 
実行委員会から、当日の発表者の紹介がありました。

今からは、発表者がどんなことを発表したらよいのか、1分半くらいのシナリオを考えます。
 

二場田川市長からひとこと

田川市元気塾0203みなさんが7回に渡り、後藤寺のまちづくりについて真剣に議論していただいたことを、私も非常に嬉しく思っていますし、また、どういう提案があるのか、とても楽しみにしています。

後藤寺地域は、ご覧の通りシャッター街ですけれども、おしごとテラスkatete(カテテ)ができて、少し道が開けたかなという感じがしています。私も油津商店街には既に2回行き、1度目は木藤さんと一緒にお酒を飲んだりもしました。その次は、妻を連れて行きました。昨日は改装した福山駅を見に行きました。石油コンビナートがある周南市は、20万人いた人口が14万人に減って、大きな駅前の商店街がシャッター街になって、人も歩いていなくて、田川と同じにおいがすることにびっくりしました。こうやって、いろんなまちに行くときには、商店街がどうなっているのか、ここが元気になっていくにはどうしたらいいのか、常に考えながら視察に行っています。田川、後藤寺を復活させるにはどうしたらいいのか、私自身も勉強しながらやっていきたいと思っております。

今回は、みなさんの意見がどのような形で活かされていくのか、活かしていかなければならないと思っていますので、提案をぜひよろしくお願いします。

木藤さんも4月以降も絶対に後藤寺に来るということですので、たまには酒を飲みながら、一緒に、後藤寺、田川のまちづくりを進めていきたいと思います。

どうぞ、みなさん、よろしくお願いします!
 
ディスカッション&発表

この後、プレゼンのシナリオづくりをグループワークで行いました。そして、全員の前で発表し、意見をもらいました。思いがあり過ぎて、時間オーバー気味でしたが、3月13日までにはブラッシュアップされることでしょう。

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修了式

続いての修了式では、花石実行委員長より、一人ひとり異なるメッセージと共に、全員に修了証書が手渡されました。

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  • 田川市長へのプレゼンテーションの日時は、3月13日(火)14時~です。
  • 取材等のお問合せ:田川市男女共同参画センター「ゆめっせ」(TEL:0947-85-7134)
  • 最終報告会は、3月13日(火)19時~です。

2/26(月)元気塾報告会開催!元気塾報告会

今年の元気塾は、田川市の他、直方市、広川町、大野城市、志免町、苅田町の全6地域で行っています。その取組みを発表します!

時間:13:30~16:45
会場:クローバープラザ


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