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福岡県男女共同参画推進連絡会議(ふくおかみらいねっと)の皆さんが小川県知事との意見交換を行いました

11月19日、県内36の女性団体のネットワーク組織である福岡県男女共同参画推進連絡会議(ふくおか みらいねっと)の皆さんが県庁を訪れ、小川知事との意見交換が行われました。




ふくおかみらいねっとの皆さんから小川知事に対して、女性の貧困問題とDV等の女性に対する暴力の問題についてお話をされました。

女性の貧困問題では、母子世帯の厳しい貧困の現状と
ードバンク等による支援の必要性を感じていること、子ども食堂や学習支援の活動がスタッフとして関わる高校生やシニア世代などにとって居場所や生きがいの場所となっており、さまざまな人が子どもと関わることが「共育」という考え方を広げることにつながるが、活動の存続のための財源確保が課題であること、「子供の貧困問題」については教育現場での福祉的アプローチが必要であること、支援の情報が必要な人に届いていないという課題があることなど、地域活動の中で見えてきた課題をお話しし、必要な支援をお願いされました。

また、女性に対する暴力の問題については、本県の現状は深刻な状態で、デートDVの認知度の低さも課題であること、女性の人権尊重に関する教育は義務教育段階からの充実が望ましく、教育の一環としての取り組みが進むよう教育庁との連携を進めていただきたいとのお話をされました。

小川知事からは、「困難な状態にある世帯への支援、ありがとうございます。県民の皆様に認識を深めていただき、困っている方々のニーズにあった支援をしていくことが大事だと思います。貧困の連鎖を断ち切るために、子ども食堂や学習支援は欠かせません。また、DVをはじめとする女性への暴力は人権侵害であり、男女共同参画を実現していく上でも、迅速に解決していかなければならない課題だと認識しております。若い世代の方々の意識を変えてもらうように取り組んでいる。教育庁と相談して、教育現場で福祉の観点や人権尊重の観点をどのようにして位置づけていくのか考えていきたい。これからもよろしくお願いいたします。」との回答をいただきました。

最後に、みらいねっとから2019年3月3日に開催する、
【みらいねっとフォーラム2019「女性の貧困こそが『国難』」】が紹介されました。


東京大学社会科学研究所 教授の大沢真理さんを講師に、困難な立場にある女性の現状と解決策についてお話しいただきます。
皆様もぜひ、ご参加ください。

【みらいねっとフォーラム2019「女性の貧困こそが『国難』」】
日時:2019年3月3日(日)13:30~15:30
場所:クローバープラザ 西棟1階 クローバーホール(春日市原町3-1-7)
参加費:無料
※一時保育(要予約)、要約筆記、手話通訳あり
※申込み受け付けは1月ごろ開始予定です。

 
ふくおかみらいねっと運営委員の皆さんと知事の記念撮影

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